ヤンドー探訪、グリーグ/シューマンP協

グリーグシューマンP協、アンドラーシュ・リゲティ指揮、ブダペシュト響、1988年録音。硬質でクリア、粘らず、指がよく回り、聴いていて聴き疲れせず、聴き終わって聴きもたれしない、喩えるなら甲類焼酎のようなピアニズム。氏がNAXOSレーベルへ盛んに録音していたのは年齢的には30〜40代だったということになる。氏がその後、どのような演奏をしていたのか、そこに変貌、変容はあったのか。"NAXOS後"のヤンドーのピアノにも興味を抱くところだが、差し当たっては氏が同レーベルに残した大量の録音の数々をコツコツと収集していくことかな、と思う。

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